ニキビ跡や毛穴、肝斑の治療を調べていると、「ポテンツァ」と「ポテンツァプライム」という2つの名前を見かけて、「何が違うの?」「どちらを選べばいいの?」と迷っていませんか?
すでにポテンツァをご存じの方にとって気になるのは、「新しくできたポテンツァプライムは、従来のポテンツァと何が違うの?」という点ではないでしょうか。ポテンツァプライムは、従来のポテンツァを改良した進化版で、チップやRF(高周波)の照射方式がアップデートされています。
そこで本記事では、ポテンツァの特徴をおさらいしつつ、従来機と比べてポテンツァプライムが何が進化したのかを、チップ・効果・ダウンタイム・料金の観点から一覧表とあわせて整理しました。さらに、ニキビ跡・毛穴・肝斑・たるみといった肌悩み別に、どう選べばよいかにも触れています。
読み終えるころには、2つの違いを理解したうえで、納得のいくクリニック選びができるようになります。
ポテンツァ・ポテンツァプライムとは?
まずは、それぞれがどのような機器なのかを整理します。どちらもマイクロニードル(極細の針)を肌に刺し、針先から高周波(RF)を照射する「ニードルRF」の美肌治療で、ニキビ跡・毛穴・肝斑・小じわ・ハリなど、幅広い肌悩みにアプローチできる点が共通しています。
ポテンツァ(POTENZA)の概要
ポテンツァは、韓国のJEISYS社が開発したニードルRF機器です。肌に微細な穴を開けてターンオーバーをうながしながら、針先から高周波を照射してコラーゲンの生成を助けます。肌悩みに合わせて複数の専用チップを使い分けられるのが特徴で、針を抜くタイミングで薬剤を届ける「ドラッグデリバリーシステム」により、有効成分を真皮層まで届ける治療も行えます。ニキビ跡・毛穴・肝斑・赤ら顔・小じわ・タイトニングなど、対応できる悩みの幅が広い機器です。
ポテンツァプライムは新型チップの進化モデル
ポテンツァプライムは、そのポテンツァをベースに、チップの技術と出力制御を改良した新しいモデルです。基本的な仕組みや対応できる肌悩みはポテンツァと共通していますが、大きく変わったのは次の3点です。
- 針全体からRFを放出:従来は針の先端中心だったRFを、進化したチップでは針全体から放出し、肌の浅い層までアプローチしやすくなった
- 「Xチップ」の搭載:深さの違う針で同時にRF照射でき、複数の層へ一度にアプローチできる
- 出力制御の精密化:より細かな設定で、肌悩みに合わせた効率的な照射を目指した設計
「まったく別の施術」というより、ポテンツァの土台はそのままに、チップとRFの届け方を進化させたものとイメージすると分かりやすいでしょう。どちらが優れているというより、肌の状態や希望によって向き・不向きが分かれます。具体的にどこが変わったのか、また肌悩み別にどう選べばよいのかは、次の章から順に見ていきます。
ポテンツァとポテンツァプライムの違い(比較表&詳細)

ポテンツァプライムは従来のポテンツァを基準に改良されたモデルで、チップ・RF照射方式・効果・ダウンタイム・料金といった、選ぶうえで気になるポイントを一覧にまとめました。数値はクリニックや使用するチップ・薬剤によって異なるため、傾向をつかむための目安としてご覧ください。
| 比較項目 | ポテンツァ(従来) | ポテンツァプライム |
|---|---|---|
| チップ | 複数の専用チップを使い分け | 進化した新型チップ(Xチップなど) |
| RF照射方式 | 主に針の先端からRFを照射 | 針全体からRFを放出し、肌の浅い層にもアプローチしやすい |
| 効果 | ニキビ跡・毛穴・肝斑など幅広く対応 | 深さの違う針で同時照射でき、効率的なアプローチが期待できる |
| ダウンタイム | 平均3〜4日(針ありチップで5〜7日程度) | ポテンツァと同程度が目安 |
| 料金相場 (全顔1回) | 約30,000〜66,000円 | 約45,000〜77,000円 |
チップ・RF照射方式の違い
従来のポテンツァも、肌悩みに合わせて複数のチップを使い分けられるニードルRF機器ですが、RF(高周波)は主に針の先端から照射される仕組みでした。
一方ポテンツァプライムでは、新型チップの採用により針全体からRFを放出できるようになり、肌の深い層だけでなく浅い層までアプローチしやすくなったとされています。さらに、深さの違う針で同時にRFを照射できる「Xチップ」などにより、精密で効率的な治療を目指した設計です。ただし、どのチップが適しているかは肌悩みによって変わるため、機器の世代よりも目的に合ったチップ・薬剤を選ぶことが大切です。
ポテンツァには肌悩みに合わせた複数のチップがあり、大きく「針あり(マイクロニードルRF)」と「針なし(RFのみ)」に分かれます。代表的なチップと特徴は次のとおりです。
| チップ | 針 | RF方式 | 主な対応悩み | 薬剤導入 |
|---|---|---|---|---|
| CPチップ | あり | モノポーラ(針先から真皮深層へ) | ニキビ跡・クレーター | 可(ドラッグデリバリー) |
| Sチップ | あり | バイポーラ(針と針の間で照射) | 肝斑・毛穴・赤ら顔 | 不可 |
| ダイヤモンドチップ | なし | モノポーラ+バイポーラ同時 | 肝斑・毛穴・くすみ・たるみ | 不可 |
| Xチップ (プライム) | あり | 深さの違う針で同時照射/針全体から放出 | ニキビ跡・毛穴など(複数層へ) | チップ・薬剤により異なる |
ざっくり整理すると、ニキビ跡・クレーターなど深い悩みは「針ありチップ(CP・Xなど)」、肝斑・毛穴・たるみなど広く浅い悩みは「針なしのダイヤモンドチップ」が向く傾向です。ポテンツァプライムのXチップは、針全体からのRF照射で複数の層へ同時にアプローチしやすくなった点が、従来チップとの大きな違いといえます。
効果(対応できる肌悩み)の違い
対応できる肌悩みの種類(ニキビ跡・毛穴・肝斑・赤ら顔・小じわ・ハリなど)は、ポテンツァもポテンツァプライムも基本的に共通しています。
どちらもニードルRFであり、効果の方向性そのものは大きく変わりませんが、ポテンツァプライムは針全体からのRF照射や深さの違う同時照射により、より効率的なアプローチが期待できるとされています。とはいえ、変化の出方には個人差があり、悩みの種類や程度によっては複数回の施術が必要です。肝斑など刺激で悪化しうる症状もあるため、適応やチップの選択は医師の診察が前提となります。
肌悩み別|ニキビ跡・毛穴・肝斑・たるみでの選び方
ポテンツァ・ポテンツァプライムは、どのチップを使うかで得意な肌悩みが変わります。機器の世代だけでなく、悩みに合わせたチップ選びが仕上がりを左右するため、代表的な肌悩みごとの考え方を整理します(最終的な選択は医師の診察が前提です)。
■ ニキビ跡・クレーター・深い毛穴
凹凸のあるニキビ跡やクレーター、深い毛穴には、針を刺して深部までRFを届けるマイクロニードルRFのチップが向いています。ポテンツァプライムでは、針全体からのRF照射や深さの違う針を使うXチップにより、真皮の複数の層へ効率よくアプローチしやすくなったとされています。マックームなどの薬剤導入と組み合わせるケースも多く、複数回の継続が前提の悩みです。
■ 肝斑・くすみ
肝斑やくすみには、針を使わないダイヤモンドチップ(針なしRF)が選ばれることが多い悩みです。刺激を抑えながら肌全体のトーンにアプローチでき、ダウンタイムもほとんどないのが特徴です。肝斑は刺激で悪化することがあるため、出力やチップの選択には医師の見極めが欠かせません。
■ 毛穴の開き・ハリ・軽いたるみ
毛穴の開きや肌のハリ、軽いたるみには、肌表面〜浅い層に均一に熱を届けられるダイヤモンドチップが向いています。ポテンツァプライムは針全体からRFを放出できるため、こうした肌の浅い層のケアがしやすくなったのが進化ポイントです。フェイスラインの引き締めやほうれい線まわりが気になる方にも選択肢になります。
■ 赤ら顔・酒さ
赤ら顔や酒さには、専用のチップでRFを照射して赤みの原因にアプローチする方法がとられます。悩みが複数ある場合は、チップや薬剤を組み合わせるハイブリッドな治療が提案されることもあります。どの組み合わせが適しているかは、肌の状態を診たうえで医師が判断します。
ダウンタイム・痛みの違い
ダウンタイムは、ポテンツァ・ポテンツァプライムで大きく変わらず、使用するチップの種類による差のほうが大きいのが実際です。
ポテンツァのダウンタイムは目安として1日〜1週間、平均3〜4日程度とされ、針を使うチップでは赤みや小さなかさぶたが5〜7日ほど続くことがあります。一方、針を使わないダイヤモンドチップ(針なしRF)ではダウンタイムがほとんどなく、当日メイクが可能な場合もあります。痛みも同様にチップや出力設定によって変わり、表面麻酔で和らげられることが一般的です。ダウンタイムや痛みが不安な場合は、事前に医師へ伝えて相談すると安心です。
料金相場・施術回数の違い
料金は、使用するチップや薬剤、照射範囲、コース設定によって幅があります。従来のポテンツァ(全顔1回)はおおよそ30,000〜66,000円、進化版のポテンツァプライムはおおよそ45,000〜77,000円と、やや高めに設定される傾向があります。マックームやリジュランなどの薬剤を組み合わせると、費用は上がります。
施術回数の目安は、ニキビ跡・毛穴・たるみなどで1〜2か月に1回のペースで3〜5回程度、肝斑では2週間ごとに5〜10回程度とされることが多いです。どちらもシミやニキビ跡の状態によって必要な回数が変わり、総額も変動します。料金体系やコース内容、追加費用の有無は契約前に必ず確認しましょう。
どちらがおすすめ?向いている人 ポテンツァ・ポテンツァプライム

結論からいえば、どちらが優れているかではなく、自分の肌悩み・予算・通える範囲に合うほうを医師と相談して選ぶことが大切です。新しいポテンツァプライムが常に最適というわけではなく、悩みや予算によっては従来のポテンツァが適していることもあります。そのうえで、それぞれが向いている傾向を整理します。
ポテンツァが向いている人
- ニキビ跡・毛穴・肝斑などを幅広くケアしたい人
- 導入院が多く、通いやすさや料金を重視したい人
- まずは定番のニードルRF治療を試してみたい人
ポテンツァプライムが向いている人
- 肌の浅い層まで含めて、より精密なアプローチを希望する人
- できるだけ少ない回数で効率的にケアしたい人
- 料金が上がっても新しい世代の機器を選びたい人
クリニック選びで確認したいこと
どちらの機器を選ぶ場合でも、肌悩みに合ったチップ・薬剤を医師が提案してくれるか、出力やコースの説明が明確か、トラブル時のアフターフォローが整っているかを確認することが、満足度を左右します。ポテンツァは対応できる悩みが幅広いぶん、チップや薬剤の選択が仕上がりを大きく左右するため、「とりあえず照射」ではなく肌の状態を見極めて提案してくれるクリニックを選びましょう。ポテンツァプライムは導入院が限られるため、取り扱いの有無を事前に確認すると確実です。
ポテンツァ・ポテンツァプライムが安いおすすめのクリニック
| クリニック | ![]() ルラ美容クリニック | ![]() ルラ美容クリニック |
| メニュー | ポテンツァ (肝斑・毛穴・酒さ・ニキビ跡 ほか) | ポテンツァプライム (肝斑・毛穴・ニキビ跡 ほか) |
| 料金 (全顔1回・税込) | 肝斑・毛穴・酒さ 定価:34,100円 期間限定:22,000円 ニキビ跡・美肌 (マックーム導入) 定価:66,000円 期間限定:43,780円 | 肝斑・毛穴・酒さ 単発:45,100円 期間限定:22,000円 ニキビ跡・美肌 (マックーム導入) 単発:77,000円 期間限定:43,780円 |
| 取り扱い院数 | 全国41院 | 渋谷本院・名古屋本院・大阪本院 |
| 公式HP | 公式HP | 公式HP |
ルラ美容クリニックは、従来のポテンツァを全国の各院で受けられ、期間限定価格(全顔1回22,000円〜/税込)とはじめやすい料金設定が魅力です。肌悩みに合わせてチップや薬剤を提案する丁寧なカウンセリング体制が整っており、まずはポテンツァから試したい方や、通いやすさ・コスパを重視する方に向いています。
進化版のポテンツァプライムは、渋谷本院・名古屋本院・大阪本院で受けられます。針全体からのRF照射でより精密なアプローチを希望する方や、少ない回数で効率的にケアしたい方は、ポテンツァプライムも選択肢に入れてみるとよいでしょう。どちらが自分の肌に合うかは、カウンセリングで相談するのがおすすめです。
ポテンツァ・ポテンツァプライムに関するよくある質問
Q. 何回くらい受ければいい?
目安としては、ニキビ跡・毛穴・たるみなどで1〜2か月に1回のペースで3〜5回程度、肝斑では2週間ごとに5〜10回程度とされることが多いです。1回でも変化を感じる方もいますが、コラーゲンの生成には時間がかかるため、複数回続けることで徐々に変化を目指す施術です。必要な回数や間隔には個人差があり、最終的には医師の診察で判断されます。
Q. ポテンツァとダーマペンの違いは?
ダーマペンが針で肌に微細な穴を開けて自然治癒力をうながすのに対し、ポテンツァは針先から高周波(RF)を照射して、より深い層のコラーゲン生成に働きかける点が大きな違いです。ポテンツァはRFの熱によるアプローチが加わるぶん、ニキビ跡や毛穴、肝斑などに対して幅広く対応しやすいとされています。どちらが適しているかは肌悩みによって異なるため、医師に相談して選ぶとよいでしょう。
Q. ポテンツァプライムはどこで受けられる?
ポテンツァプライムは新しい機器のため、導入しているクリニックがまだ限られます。たとえばルラ美容クリニックでは、渋谷本院・名古屋本院・大阪本院で取り扱いがあります(2026年7月時点)。受けたい院で対応しているかは変わることがあるため、予約前に公式サイトやカウンセリングで確認すると確実です。
まとめ|ポテンツァとポテンツァプライムは肌悩みに合うほうを選ぶのが大切
ポテンツァとポテンツァプライムは、どちらも針先から高周波を照射するニードルRF機器で、ニキビ跡・毛穴・肝斑・小じわなど幅広い肌悩みにアプローチできる点が共通しています。違いは、ポテンツァプライムが新型チップ(Xチップなど)で針全体からRFを放出でき、深さの違う同時照射により精密で効率的なアプローチを目指したモデルである点に集約されます。一方で料金は従来のポテンツァよりやや高めの傾向で、導入院の数や手軽さでは従来のポテンツァに利点があります。
効果の方向性そのものは大きく変わらないため、どちらが優れているかではなく、自分の肌悩み・予算・通える範囲に合った治療を、信頼できるクリニックで選ぶことが大切です。ポテンツァ・ポテンツァプライムのどちらも気になる方は、両方を扱っているルラ美容クリニックで相談してみるのもひとつの方法です。まずは無料カウンセリングで、自分に合うチップや機器を医師に相談してみましょう。
安心して読んでいただくために|参考にした公的機関・専門学会の情報
当メディアでは、読者のみなさまに正確で安全な情報をお届けするため、国(厚生労働省・消費者庁)や専門学会が公表しているガイドライン・一次情報をもとに記事を作成・監修しています。気になる施術がある方は、下記の公的情報にもぜひ一度目を通してみてくださいね。
※施術を検討する際は、医師による十分な説明(インフォームドコンセント)を受けたうえで、ご自身で納得して判断することをおすすめします。



