
はじめに|1万円台の美容医療は「入口施術」として最適
美容医療に興味はあるけれど、「まずは気軽に試せるものから始めたい…!」という方はとても多いです。そんなときに選ばれやすいのが、1万円台で受けられるライトな美容医療です。予算を抑えつつも、肌の変化や効果をしっかり感じられるものが増えてきているので、初めての一歩としてちょうど良い価格帯です。
最近はクリニック側もメニューを細かく分けたり、初回料金を設定したりとお試ししやすい環境が整ってきました。特に皮膚科系の施術・レーザー系・ボトックスなどの注入系は、1万円台でも選択肢が豊富で、ダウンタイムも短め、「まずは肌の調子を整えたい」「どんな感じか体験してみたい!」という時に、まさに最適です!
美容医療というと「高額・本格治療」のイメージが強いですが、実はもっとライトに取り入れられる施術もたくさんあります。ここではそんな1万円だから試せる初心者におすすめな施術を5つ紹介していきます!
インモード(MiniFX・FORMA)
インモード(MiniFX・FORMA)の特徴
インモードシリーズの中でも、MiniFX(ミニFX)とFORMA(フォーマ)は比較的リーズナブルに受けられるメニューです。MiniFXはRF(高周波)と吸引で脂肪層にアプローチし、フェイスラインのもたつきや軽いボリュームに働きかけます。FORMAはRFで肌を加熱し、ハリ感アップ・引き締めを狙う施術です。どちらも“優しいリフトアップ・引き締め”として人気があります。
インモード(MiniFX・FORMA)が向いている人
- フェイスラインの脂肪やたるみ、肌のハリ不足が気になる方
- 施術のダウンタイムを最小限にしたい方
- メスを使わない切らないリフトアップ施術を希望する方
インモード(MiniFX・FORMA)の価格帯目安
MiniFX・FORMAは、比較的リーズナブルに受けられる傾向があり、
- 初回:1万円台前半〜後半
- 通常:1.5万円〜2.5万円前後
- 小パーツ(頬下・あご下など):8,000〜1.5万円
- インモードVリフティング(MiniFX+FORMA)は2〜4万円台に上がることが多い
基本的にどのクリニックも初回価格では1万円台に収まりやすく、クリニックによっては2回目以降の通常料金も1万円台で設定しているところもあります。
ルメッカ
ルメッカの特徴
ルメッカは、IPL(光治療)の中でも高出力の光を使用し、シミ・そばかす・赤み・くすみといった色ムラの改善に特化した施術です。くすみを一掃してトーンアップしたい方に向いており、1回の施術でも「肌が明るくなった」と実感しやすいのが特徴です。
レーザーよりも刺激がマイルドなため、初めての光治療として選ばれるケースも多いです。
ルメッカが向いている人
- シミ・そばかす・肌のくすみが気になる方
- 全体的なトーンアップや透明感を出したい方
- レーザーより刺激の少ない、ダウンタイムが少ない施術を受けたい方
ルメッカの価格帯目安
ルメッカは、IPL治療の中ではやや高めの部類ですが、初回は比較的受けやすい価格が多く、
- 初回:1万円前後〜後半
- 通常:1.5万〜3万円前後
- 顔全体照射:1〜3万円台
- 部分照射(シミパーツ):5,000〜1.5万円
ルメッカは初回価格が1万円を切っているクリニックもあるので、「まずは試してみたい」方でも始めやすい施術です。
ボトックス注射
ボトックス注射の特徴
ボトックスは、表情筋の動きを一時的に抑えることで眉間・額・目尻などの表情ジワを和らげる施術です。
また、エラや肩へ注入することで筋肉の張りを抑え、フェイスラインをすっきり見せたり、肩周りを華奢に見せる効果も期待できます。
「シュッとした輪郭に整えたい」「上半身の印象を少し細く見せたい」という美容目的で選ばれるケースが多い施術です。
ボトックス注射が向いている人
- 眉間・額・目尻などの表情ジワを改善したい方
- エラ張りを抑えて小顔印象を作りたい方
- 肩周りの筋肉の張りを抑え、華奢に見せたい方
- できるだけ手軽に印象を整えたい方
ボトックス注射の価格帯目安
ボトックスは製剤の種類(アラガン製 or 韓国製)や注入量によって価格帯が大きく変わります。
- 韓国製(ニューロノックスなど)
→ 8,000〜1.5万円前後
→ 比較的リーズナブルで、1万円台で受けやすい - アラガン製(ボトックスビスタ)
→ 1.5万〜3万円前後(部位による)
→ 持続性・安定性が高く、美容医療では標準的な薬剤 - エラ・肩(華奢見え調整)
→ 韓国製:1.5〜3万円前後
→ アラガン:2.5〜4万円前後
特に初回や部位限定のキャンペーンでは、韓国製は1万円以下で受けられることもあり、アラガン製も部位によっては1万円台後半〜2万円台前半で受けられます。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入の特徴
ヒアルロン酸は、ほうれい線・唇・涙袋・顎・フェイスラインなど、ボリュームや形を調整したいパーツに注入して整える施術です。
骨格や顔立ちに合わせて“自然な立体感”を作りやすく、メスを使わず短時間で印象を変えられるのが魅力です。
施術に使われるヒアルロン酸製剤には複数の種類があり、硬さ・持続期間・仕上がりの質感が異なるため、目的によって選び分けられます。
ヒアルロン酸注入が向いている人
- 唇・涙袋を自然にボリュームアップしたい方
- 顎先やフェイスラインを整えて、小顔印象を作りたい方
- ほうれい線を浅くして若見え効果を出したい方
- メスを使わずに輪郭やパーツを整えたい方
ヒアルロン酸注入の価格帯目安
ヒアルロン酸は製剤によって価格が変わる施術です。
特に、アラガン製と韓国製で価格帯に明確な差があります。
- 韓国製
→ 1〜2万円台(少量)/1.5〜3万円前後(1cc)
→ 比較的リーズナブルで、1万円台で受けやすい
- アラガン製
→ 2〜3万円前後(少量)/3〜6万円前後(1cc)
→ 持続性・安定性が高く、美容医療では標準的な高品質製剤
ピコレーザー
ピコレーザーの特徴
ピコレーザーは、超短パルスのレーザーでシミ・そばかす・くすみ・肌の色ムラを改善する施術です。
「ピコトーニング」「ピコスポット」「ピコフラクショナル」など目的別に照射方法が分かれており、
全体のくすみ改善〜濃いシミの集中治療まで幅広く対応できるのが特徴です。
IPLよりもダイレクトに色素へアプローチしたい方に選ばれやすい治療です。
ピコレーザーが向いている人
- 顔全体のくすみ・トーンダウンが気になる方
- 細かいシミ・そばかすをまとめて改善したい方
- 肝斑にも配慮したレーザー治療を希望する方
- IPLよりしっかりめの光治療を受けたい方
ピコレーザーの価格帯目安
ピコレーザーは照射方式ごとに価格差がありますが、1万円台で受けやすいメニューも多い施術です。
- ピコトーニング(全顔のくすみ・肝斑ケア)
→8,000〜1.8万円前後 - ピコスポット(シミ集中照射)
→5,000〜1.5万円前後(数ショット〜小範囲) - ピコフラクショナル(肌質改善・毛穴)
→1.5〜3万円前後
1万円台の美容医療まとめ
1万円台で受けられる美容医療は、無理なく試せて効果も実感しやすい入り口メニューが中心です。
インモード(MiniFX・FORMA)、ルメッカ、ボトックス、ヒアルロン酸、ピコレーザーは、いずれも目的が明確で初心者でも選びやすい施術ばかりです。
「たるみ」「くすみ」「シワ」「輪郭」「シミ」など、自分の気になるポイントに合わせて一つ選んでみるだけでも、肌や印象の変化を感じやすくなります。
まずは負担の少ない施術から取り入れて、自分に合うケアの方向性を見つけていきましょう。
美容医療を“特別なこと”にしすぎず、日々の延長として取り入れるのが今のスタンダードです。

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